失恋からの再起 マッチングアプリ編
ワイオタク、マッチングアプリ始めました。
失恋を引きずりまくってメンタルが逝きかけたので、マッチングアプリに手を出しました。
メンタルがマジで逝くと、人間は「女の子と食事がしたい」か「うんち!(正解の音)」と呟き続ける機械と化します。
生まれて25年間一切交際経験がないオタクの奮闘、そしてぼくと同様に顔が良くない陰キャオタクが少しでも勇気を出すきっかけになったらと思ってこの記事を書いてます。
マッチングアプリを始めて、何人かとLINEを交換したり、実際に食事やデートしたりすることができたけれど、豊富な経験に裏付けされた解説記事って感じではないので、肩の力を抜いて見ていただければ。過度な期待は云々。
もくじ
1.マッチングアプリのシステム
マッチングアプリって言っても色々なアプリあるけど、どれ使えばいいの?って質問が出てくると思う。わかる。どれ使えばいいの?さあ。
ぼくは、身の回りにいる歴戦の経験者のアドバイスに従って、Pから始まる水色アイコンの某サービスを主軸にした。結果としては正解だったと思う。
実はTから始まる赤色アイコンの某サービスにも課金をしたがこちらはあまり振るわなかった。あと年齢層が若すぎた。
ちなみに、どのマッチングアプリも職業看護師と保育士ばっかで草
①マッチングアプリは課金前提
課金は必要経費。一か月プランでいい。
課金するとDMでメッセージのやり取りができるようになったり(これがないと戦えない)、相手のいいね数を見ることができるようになります。(これ割と重要)
②いいね数は戦闘力
誰かにいいねをもらった数がいいね数。お互いにいいねするとマッチング成立となります。
自分がもらったいいね数が多ければ、それだけ人気のある人間だという印象を持たれるので、その後も女性からもらえるいいね数が増えやすくなります。
しかも、始めたばかりの人間は「最近始めた人」として人目につきやすくなるシステムがあり、マッチングアプリ始めて3日間でどれだけいいねをもらえるかがかなり重要となる。
よって、「始めたばかり」を盾にした言い訳は通用せず、初めっからカッチリ決めたプロフィール(自己紹介や写真)を作りこむ必要があります。
これについては、他のブログの解説が詳しいので、ググってください。
ちなみに写真はマジでちゃんと顔写っているものを3枚以上載せると◎。SODAで自撮りしてビビットのフィルターかければだいたいなんとかなる。
③競争率
マッチングアプリは、顔の良い男女に非モテから「いいね」を回収してもらうことで商売をしています。
ですから、人気のある異性にいいねを送ってもレスポンスをもらえないことがほとんど。相手のいいね数を見ることができる機能を使って、できるだけ競争率が低く、なおかつ顔や性格が自分と合う人間を探すムーブが一番効率的だと言えます。
顔が良い!と思った人間にいいねを送りつけまくるムーブはイケメンにしか許されていない。
2.顔が良くないオタクはどう戦えばいいのか 傾向と対策
んで、顔の良くない非モテはどうすればいいのよ?という疑問が生まれる。
これは答えは簡単。数を撃つしかない。
しかしどうやって?というので、自分が一番マッチングしやすいと感じた方法を紹介する。
①日曜の夕方~夜に「ブースト」を使う。
Pから始まるアプリには、ブーストという機能が存在する。有料アイテムであり、金を出さないといけないがとても有用で「使える」。
ブーストはいいね9個分のポイントを引き換えに購入する。(まとめて買えば買うほどお得になるシステムがある)
ブーストは、使用すると効力が使用開始から1時間続く。効力とは「人目に触れやすくなる」「時間内に自分のプロフィールを見てくれた人に対して無料でいいねを送ることができる」である。つまり、自分で顔の良い女にいいねを送ることよりは主体的ではなくなるが、自分のプロフィールを見てくれた人数が多ければ多いほどいいねをたくさん送ることができるということである。
実際、1時間の間に30人以上プロフィールを見てくれたので、9人分相当のいいねで30人以上にいいねを送ることが可能となったことがある。
更にブーストを使用する時間は日曜の夕方以降にするべきである。
理由としては、「日曜日にキャンペーンで有料アイテムを購入すると同額で2倍付与されるので、いいねが活発になる」「週末なので単純にアプリオンラインの人数が多い」ことが挙げられる。
②まめに返信して、会話続いたらさっさとLINE交換する
マッチングしたら、仕事とか趣味の話して、10往復くらいしたところで「このアプリ通知気づきにくいので、もしよかったらLINE交換しません?」と送る。これを永遠に繰り返す。もはや作業。
10分間で同時に10人以上とやり取りしたこともあった。大変だけれど頑張るしかない。ぼくが「マッチングアプリ向いてない」ってずっと言っていたのはこれが原因。修行だと思おう。
LINEは適当に可愛いスタンプ送っておけばそれっぽい会話が成立するのでとても楽。
③識者に教えを乞う
持つべきは友人。
④店は予約しない
割とドタキャンが多い(上のキモい長文LINE送ってきたガチイケメン識者も何回もドタキャンされたと言っていたしぼくも2回された)ので、店は調べはするけど予約はしないでおこう。どうせこのご時世だいたい予約なくてもなんとかなる。
3.とにかくジャンプを読め
別にふざけているわけではない。本気だ。
結局、会話のとっかかりはお互いの趣味だったり休日の過ごし方についての雑談が多い。
マッチングアプリの女の子は当たりさわりない同じような話を永遠に繰り返しているはず。
じゃあどこで他の男と差別化するの?
ジャンプでしょ。ジャンプだよ。
「今週の呪術見た?釘崎マジでかっこよくね?」
最近の女の子は意外にもちゃんとジャンプ読んでたり、読んでなくてもアニメで作品に触れたりしている。ハイキューとか鬼滅とかジョジョとか。どれももう本誌に掲載されてないけど。
とにかく共通項で会話が盛り上がって、食事でもしながらお話しませんかって流れがベストなので、みんなジャンプを読もう!
ジャンプ+で無料で全話読める「恋するワンピース」がマジで面白いのでおすすめ。
ちなみに、まだ彼女いません。
失恋をした ~全てのオタクに贈りたい5つの言葉~
しつれん
【失恋】
相手が自分を思ってくれず、恋をあきらめなければならない状態になること。
本当はもっと長くて、経緯の説明を含めたしっかりとした記事にするつもりだった。
ごめん、どうしても無理。
1.失恋はとてもかなしい
なんだこれは。俺はどうしてこんな記事を書いているんだ。
もう丸二日間、水分以外のものが喉を通っていない。今でもふと、告白した瞬間と、断られてから相手と話した5分間くらいのことを思い出しては、気持ちがいっぱいいっぱいになって吐きそうになる。
最初は溜め息しかでなかった。時間が経つとたくさん涙が出た。そういうキャラでもないのに、数年ぶりに泣いた。
失恋はとてもかなしい。
2.恋を一方的に熟成させるな
変に奥手なのは、オタクにありがちな傾向だと思う。
相手に自分の気持ちを伝える勇気は中々湧いてこない。告白しなくても、時々食事したり話したりして、それっぽく意気投合して楽しい時間を共有する方が気が楽だし。
3.告白の場所をメジャーな場所にしない
外に出て、スカイツリーが目に入る度に胸が痛くなるので、もう東京で生きていけないかもしれない。
4.普通に諦められない
断られたのに相手に粘着したら、本当に犯罪者になってしまう。
オタクではなく犯罪者。それだけは避けたい。
やっぱ付き合おう!って相手からLINEこねえかな、マジで。
5.思いのほか、後悔の念はない
案外、後悔はしてない。
むしろ告白してよかったなとすら思う。
風呂入るの死ぬほどダルい時あるけど、風呂から上がる時には後悔なんか一切しないあの感覚に似てる。
きっと、想いを伝えず相手に彼氏ができたということを人伝いに聞いたとしたら、自己嫌悪の感情で本当に死んでいたかもしれない。
「俺はこの経験によって、また一つ強くなれたんだ」と無意味だと分かっていても、自分に言い聞かせることで精神を保っている節がある。
最後に
まだ30%くらいしか心の傷が癒えていない。
明日一人でバンジージャンプしてきます。
オタクは全員コミケコスプレカメコになるべきという話
こんにちは。お久しぶりです。あけおめ。
今回は、コミケコスプレスペースにおいてどのように立ち回ればコスプレ撮影を楽しめるのか、そしてコミケに行きながらもコスプレを撮らずに帰宅するオタクがどれほど幸福の機会を喪失しているかを解説していきます。
身内のカメコが増えると立ち回りの面で色々と楽なので、若干の勧誘の意味合いを含めながらこの記事を書いています。正直、これ以上スペースの人口密度が上がると死活問題化してくるので身内以外はこの記事読まなくても大丈夫です。
目次
1.基本的な話
コスプレとは何か。はじめに言っておきたいのだが、私は、コスプレはいわゆる性風俗に近しいものではないと考えている。確かにコスプレスペースの周りを某高収入アルバイト斡旋業者の宣伝トラックがグルグル回っていることは事実だし、めちゃくちゃ露出して承認欲求を満たすレイヤーや、ローアングルで動画を撮影してネットで販売している業者がいることも事実だ。
しかし、あの場の全員がそのような心構えでコミケの「表現」に相対しているわけではないということは一言添えておきたい。ローアングルで撮ってみたいなぁという気持ちは分かるし、正直シコれるが。
(1)コスプレ撮影の基本知識
解説すると言ってしまったので、そろそろそれっぽい解説をしようと思う。
コミケにおけるコスプレ撮影は、2つの撮影形態が存在する。それは「並び撮影」と「囲み撮影」だ。この記事を読んでいる人のほとんどがコスプレ撮影に対して「囲み撮影」のイメージをもっているだろうが、現状は「並び撮影」が主流である。ハースストーンで例えるならば、囲み撮影はアグロデッキで、並び撮影はコントロールデッキである。ほんの数年前までは囲みが乱立しており、とにかく高い運動量を求められたのだが、良い意味で上品になった。初心者にお勧めしやすくなったと捉えることもできる。
「並び撮影」とは、カメコが並んで一人一人順番に撮影していく方式である。
利点〇
①目線が確実にもらえる。
②構図など自分の思うように作ることができる。
③レイヤーとの物理的な距離が自由に変えることができるため、単焦点レンズで撮るこ
とが可能である。
欠点✖
①並んでいる待ち時間があるため、囲みに比べて時間効率が悪い。
②ポーズの指定など、ある程度のコミュニケーション能力が求められる。
③順番待ちしている後続がいるので、長時間撮ることができない。
付け加えて、コスプレ撮影の基本ルールでもあるが、どんなに待つのが面倒でも並び撮影しているレイヤーさんを横から許可なく撮影してはならない。確実にボコされる。
また、並び撮影には「列切り」というシステムが存在する。これを理解していないと痛い目を見る。列切りとは、レイヤーさんが列切りを宣言した時点での列の最後尾で撮影を終えるために、それ以降列を伸ばさないようにする措置のことである。このため、「列切りお願いします。」とレイヤーさんに頼まれた最後尾のオタクは、自分の後ろに並ぼうとするオタクに「ごめんなさい。列切っちゃってるんです~!(ニチニチ愛想笑い)」と説明して人払いをしなければならない。視覚的にも列切りしていることが伝わるよう、最後尾の人だけ反対向きに立っていることもしばしば。
「囲み撮影」とは、レイヤーさんをCの字型またはOの字型に囲んで撮る方式のことである。カメコウォールだのATフィールドだの言われてるアレのことだ。
利点〇
①レイヤー・カメコ両者にとって、時間的な回転率がいい。
②大手レイヤーはだいたい囲みで撮影する。(並びだと果てしない列になるため)
③並びよりも囲みの方が精神的に楽。(やっぱり1対1は緊張する)
欠点✖
①自分の考える構図やポーズになるとは限らない。被写体との距離も遠い。
②目線お願いします!と声を掛けないとそもそも目線もらえないことがある。
③環境が劣悪。自分の顔のすぐ横にはオタクの顔。すぐ後ろにもオタクの顔。
囲み撮影には、「カウント」というシステムが存在する。カウントとは撮影終了の秒読みのことであり、これがない限りは永遠に撮影が続けられてしまう。カウントを頼まれたら「カウント10でいきま~~~~す!w 10!9!8!…」と数えていく。少しゆっくりめに数えること、周りに聞こえる声を出すことがポイントである。
また、囲み撮影では、「最前列は座る・前から二番目は中腰になる」のが好ましい。後ろにもカメコがいるため、変に立っていると「邪魔だぞ」というヤジが飛んでくる場合もある。
加えて、挨拶は人間の基本である。正しい挨拶ムーブは余計なトラブルを避ける重要なキーとなる。撮影をはじめるときはレイヤーさんに向かって「よろしくお願いします。」「一緒にお願いします。」、囲みから抜けるときはレイヤーさんに向かって「ありがとうございました。」、周りのカメコに対しては、レイヤーさんの目線がこちらに向いてないことを確かめてから「すみません抜けます。」。コスプレエリアでの喧嘩ほどしょうもないことはない。気をつけようね。
(2)コスプレエリアの解説
C97コスプレエリアは
- 庭園
- エントランスプラザ
- 屋上展示場
- 防災公園
の4箇所設定された。G1駐車場は行ってないので知らん。それぞれに特徴があるので、ざっくりと解説していく。
・庭園
開場から一番早く人が埋まる場所。初手はここが安定という声もある。しかし、場所が狭いため、囲み撮影は皆無でほとんどが並び撮影である。また、ローアングラーの園と化すこともしばしばで、個人的には一番治安がよろしくないと思っている。このようなことから、大手レイヤーは庭園を避ける傾向にある。人口密度は高め。ポケモンで例えるならスパイクタウン。
・エントランスプラザ
立地的な関係から撮影目的ではない人も通るが、その割りに面積もそこまで広くないため、人口密度が異常に高い。ネタコスやヒーローコスが多い傾向にある。こちらも並び撮影の方が多い。また、ビッグサイトの逆三角形の日陰になるので採光の観点では難があり、ストロボなど必要になる可能性がある。あと冬は寒い。背景に逆三角形が入る点はコミケって感じがするので◎。ポケモンで例えるならバトルタワー下のよくわからん広場。
・屋上展示場
待機列が入る関係から、開場からしばらく時間が経たないとコスプレ広場として開放されないというデメリットこそあるが、ある程度の面積を確保できるため大変人気の高いエリアとなっている。大手レイヤーも多いため、囲みも多い。並びも多い。また、背景に青空が写る点、太陽光があるため自然採光の観点からも優れている点、床が白い故にレフ板の働きをするため写真の出来栄えも良くなる。ただ、夏は灼熱地獄で冬は極寒地獄。ポケモンで例える必要はない。
・防災公園
今は亡き西駐車場(今は南ホールとなった)の代わりとして、ここ数年で圧倒的成長を果たした防災公園。ロケーションも◎だし広いし言うことがない。ケチをつけるとすれば、屋上展示場から遠すぎることと、広すぎて目当てのレイヤーさんがどこにいるのかよく分からんことくらい。下のようなエリア分けがされている地図を使って詳細に位置情報を伝えてくれるレイヤーさんもいる。囲みも列もどちらも多いが特に囲みが発生しやすいエリア。超大手レイヤーはここでないと囲みを作れないという事情もある。
個人的には 、「4,15」辺りは武装した特殊部隊コス、「14,25」辺りは集合(3人以上集まった合わせのコスプレ)、「11,21」辺りはヒーロー物のコスプレ、「22,23,1,2,3」辺りは並び撮影、「12,13」は囲み撮影、「34,39」付近は超大手の超巨大囲みができるような印象がある。あくまで参考程度にしてほしいが毎回だいたいこんな感じである。
毎回、屋上に行くべきか、防災公園に行くべきか死ぬほど迷っているのだが、正直だちらでもいい。あとは自分が撮りたいレイヤーさんがどこに来るのか運次第。前述の通り、屋上と防災公園は物理的に距離が離れているため、何度も行き来するのは得策とは言い難い。
2.カメラについての話
デジカメでもスマホでもなんでもいいよ。一眼レフの時代は終わりつつあるんだから。カメラやレンズの値段もあんまり関係ない。本人が楽しければ、満足していればそれでいいんだ。初心者だけど一眼レフを買いたいっていうならCanon Kissシリーズをはじめとしたエントリー機のズームレンズキットを買えばいいし、最近のスマホも純粋にすごい性能だと思う。まあぼくはフルサイズ一眼レフだしLレンズなんですけどもw
ただ、アドバイスするなら、一眼レフの場合はFP発光(ハイスピードシンクロともいう)できるストロボを買おう。逆光から撮影できるようになるぞ。順光(レイヤーさんが太陽側を向いている状態)だとレイヤーさんの目が細くなるし、レイヤーさんの目を傷めることにつながるからやめようね。
3.オタクは夢を追いかける生き物
コスプレ撮影の良さは中々言語化できない。機材は重いし歩くから疲れるし、オタクに揉まれながら必死にカメラを守らなきゃならない。でも、やっぱりコスプレを撮りたくなるし、撮りにいってしまう。
コミケという場所は、ただ買い物をする場所ではないと感じることがある。今の時代、わざわざビッグサイトに行かずとも物品を購入することは可能である。
では何故、オタクはコミケに行くのか。それは、コミケという場所が、「表現」というツールを介して、人とつながることができる場所だからだと思う。同人作家もコスプレイヤーもカメコも、何かを作ってそれを発信することで、人間の根源的な「コミュニケーション」を成立させ、コミケという社会において自己実現を図っている。
どんな欲望に起因する表現であろうとも、一般社会では否とされるものがコミケという社会では是とされ、価値として認められる。それがどれだけ尊いことなのか。表現形態は違えど、同人誌もコスプレも、そしてコスプレ撮影も、土台は同じなのである。
コミケという場所に集うオタクは、言ってしまえばみんな根本は同じだと思う。だからこそ、コミケに来ていながら、コスプレという同人誌とはまた違う「コミュニケーション」に触れずに帰宅してしまうのは、なんだかもったいないなぁと思ってしまう。
好きな物を追いかける、表現というツールで夢を追いかけるオタクをこれからも応援したいし、ぼくは平日開催でも仕事休んでまでコミケに行き続けると思う。
繁茂滋養究極の侵蝕という名前でRAGEに出た話
おひさしぶりです。灼熱の地獄と化している東京の隅で、ニート特有のCOOLなライフスタイルを貫きクーラー直下で元気に生きております。
さて、タイトルの通り「繁茂滋養究極の侵蝕」っていうかなりふざけた名前、言うなればセブンイレブンでポンタカードを提示しファミチキを要求する行為並みに愚かな名前でRAGE Shadowverse Brigade of the Skyに出たんですけど、それも含めて今大会について思ったことや次に生かしたいことを自分なりにまとめて反省しようという意図の下、記事にしました。長くなるかも、ごめん。
繁茂滋養究極の侵蝕
「繁茂滋養究極の侵蝕」とは神ゲーHearthstoneが誇る最強マナ加速スペル「繁茂」「滋養」と最強ドロースペル「究極の侵蝕」を融合した名前で、一方的に最強ムーブして勝ちたいという願いが込められています。シャドバでいう託宣闘気白リントみたいなもんです、知らんけど。
対戦相手がハースストーンのこと知ってて名前をきっかけに試合前に和む程度に会話弾んだらいいな~なんて思ってたけど、結局6人と戦ってハースストーンですよね!?って聞いてくれたの1人だけだった。寂しいと同時に究極の侵蝕の悪名はまだまだ日本に広まりきっていないことを切実に感じた。このカードを許すな。
構成
RAGEはロイヤル天狐の構成で挑戦し、結果としては4-2のDay1敗退でした。俺は弱い。構成自体はかなり自信あったというか、BANなしのBO3というジャンケンゲーになりかねないルールなので、環境に多い相手に対応できる構成にして勝率を高めることを意識していました。結果思惑通りに運び、勝った4試合全てで2-0だったので素直に嬉しい。まあ負けた2試合は有利マッチをシルヴァシルヴァ・レーネ調べでブチ抜かれたんで、そういう意味では弱い構成でもあったんですけど。
大会へ臨むにあたって実践したこと
・対戦相手を威嚇をするためラダーやってグラマスになっておいた。
・レーティング少しやった。
・友人と特定マッチの練習をした。これがすごく勉強になった。円卓ロイヤルでギガキマを抜く練習、天狐ビショでアグエルを抜く練習など有利不利がはっきりしているマッチこそ入念に練習すべきであると感じた。
・画面共有で友人の試合を観戦した。プレイに関して指摘する立場というのはプレイヤー以上に広い視野で考えることが必要なので、試合を俯瞰する感覚を体験することができた。事故で画面だけでなく顔面も共有された。
・リストを魔改造した。天狐において採用に消極的傾向がみられる天罰の神父やロイヤルの白黒の代わりにベルエンジェルや伝説の幕開けを採用するなど、それぞれに明確な採用理由と採用枚数の理由を持って納得のいくリストを自分で考えた。
・進化置きを考えるようになった。
・試合前ラムネを死ぬほど食った。
・手に「5tロココ 6tバジリス 8tオーキス」と書いた。
反省すべき点
・早朝に排便を限界まで我慢した
電車の中からかなり怪しかったが幕張メッセ着くころにはほぼ限界の域に達していた。速やかに受付を済ませトイレの列に並ぶも、ありえん牛歩で久しぶりに目の前が真っ暗になった。まさか20人近く並んでいた列の先にあるトイレに個室が2つしかないとは思わなかった。どうなってんだメッセ。
・メンタルが弱い
初戦先攻シルヴァシルヴァ人形に天狐抜かれて負けて0-2完敗!wって試合だったんだけどまあ萎え萎えおtんtんになった。ゲームうまい友人たちにリプレイ見てもらって最善のプレイを指摘されようやく立ち直ることができた。このゲームは運だけじゃない、と信じたい。
3戦目に、配信卓出るようなめっちゃ有名なプレイヤーに当たってしまい、足りない頭をフルに使って試合に臨んだら試合後ありえん疲労と胃痛に襲われた。会いに来てくれた人いたのにお腹痛いしか言ってなくてごめん、ほんとに痛かったんだもん。
・超絶美貌の持ち主であるコスプレイヤーみゃこさんを見つけてしまった
試合などどうでもよくなった。ひたすらみゃこさんと当たれと念じる機械と化してしまった。いつか対戦しましょう。
・超絶美貌の持ち主であるコスプレイヤーみゃこさんに差し入れを渡した友人がいた
俺が頑張って試合してる一方でさっさと敗退を決め差し入れを買いに走るな。
・ありえないプレイミスをした
たまたま勝てたが1145141919810%ありえないプレイミスをしてしまった。このプレイを世に公表したら確実にお嫁にいけなくなるので門外不出とするが、大会シーンで次のターンにプレミに気づくような大きなミスをしてはいけない(戒め)
総括
もっと強くなりたい。Day2に一歩及ばなかった悔しさをバネに研鑽を詰みたい。あと久しぶりに腰を据えてハースストーンもやりたい。
スイスドローでかなりの試合数を消化しなければならないRAGEという競技シーンで一番大切なことは、強靭な精神力を身に付けることであると感じた。そして、強いメンタルを維持し向上心を持つためには試合と試合の間に友人やプレイヤーと話し、プレイを反省し健闘を讃えあうことが重要だと感じた。人間強度を下げてでも群れるべきだ。
硬派なオタクのシャフト原画展レポ
硬派なオタク
ほう…カチカチ…ふぅん…
硬派な私は一人、あるアニメーション制作会社のHPを見ていた。
http://shaft-web.co.jp/news
なるほど…
4月28日(土)より有楽町丸井8階にて、「シャフト原画展」を開催するのか。
4月28日〜5月8日「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」
5月10日〜21日「〈物語〉シリーズ」
5月23日〜6月3日「Fate/EXTRA Last Encore」
このようなスケジュールで展示会期を3つに分け、各作品の制作素材を中心に展示している…これは興味深い。今日は5/11、物語シリーズの展示をやっているのか。
と、いうわけで行ってきた。無職特有のフットワークの軽さを存分に活かす時が来た。
外観は人がたくさんいたので撮れなかったが、ざっくりと展示の様子を撮影してきたので紹介したい。
展示
このように原画が展示されている。動画撮影はNGだが写真撮影はOKとなっていたので原画を1枚1枚バシバシ撮ってきた。
是非皆さんもシャフト原画展へ足を運び、シャフト作品の特長でもある「美麗なアニメーション」のバックボーンであるところの原画をしかと目に焼き付けていただきたい。
原画展の良いところは、作品の完成に至るまでの過程を1フレーム単位で分解したものを見ることができる点にある。原画に触れる時、ただの傍観者であったはずの私たちでも、アニメの世界に一瞬だけ吹いた風を掴むことができる。
このような細かいメモがある原画は特に好奇心を掻き立てる。何を伝えるメモなのかはさっぱり分からないが、理解できなくとも見ていて楽しい。
キービジュアルの展示。一番奥上の忍ちゃんすこ。肩ひもがセクシー…エロい!
シャフトの作画机の展示。このイス、長時間座れなさそう。
アフレコ台本とキャラクター設定の展示。シャフト作品に限らず、どのアニメも台本の表紙に力を入れてて面白い。話数で表紙の色を変えるのもよく見る。不思議。
レポ以上!
最後に
シャフト原画展行こう!!!
そして帰り際に日比谷で見つけたゴジラ可愛かった。
プチ小旅行第二弾「下町」
はじめに
ざっくり下町と題してしまったが、実際に下町を逍遥し下町情緒を探訪したのだから、しょうがない。
今回は「葛飾区柴又」「台東区谷中銀座商店街」探訪の記録を綴る。
東京と聞けば、やはり新宿や六本木などにそびえ立つ高層ビルの数々を想起するだろうが、それだけが東京ではない。
亀有
亀有駅南口。予定にはなかったが、なんとなく亀有で降りてしまった。絶妙に都心にはない田舎感がある。写真左には見覚えのあるキャラクターたちが敬礼をしている。
柴又に向かう道中にあった中川。中川に浮かぶ夕陽をめがけて小石を蹴ったら靴まで飛びそう。ずっと荒川水系だと思っていたが利根川水系らしい。よくわからん。江戸川のとんがり帽子の取水塔はそう遠くないうちに行くのでまたの機会に。
柴又
柴又と聞いて皆さんは何を思い浮かべるだろうか。もちろん、柴又帝釈天、そして「男はつらいよ」の寅さんだろう。余談だが、こち亀145巻に収録されている「わし達寅さんの巻」も必見である。
また、例のアレが生んだ鬼才、2号兄貴の代表的音MAD作品の一つでもある「柴又」の舞台でもある。京成線の踏切音や参道の飴屋の飴切り音を聴いて感涙に咽び泣いた人間は私の他にいないだろうと確信している。
日曜日に行ったからなのか、人がたくさんいた。古い町並みがとても心地よい。
お昼は天ぷらとお蕎麦。おいちい。肝心の蕎麦を撮っていないという痛恨のミス。
柴又帝釈天。参道のお店の屋根は桟瓦葺きが多かったが、帝釈堂は綺麗な本瓦葺きとなっていた。さすが寺院。
谷中銀座
谷中銀座とは日暮里駅から徒歩5分のところにあるレトロな雰囲気を残す商店街である。メンチカツや焼き鳥などが売られていて大変な賑わいであった。
このさびれつつも活気ある雰囲気がとても良い。筆舌に尽くしがたい、ノスタルジックな何とも言えない気分に浸ることができる。
葛飾柴又とは異なり、より庶民的な風情を愉しめる。
最後は地ビールの谷中ビールをごくごく。まろやかさの中にはっきりとした苦みのある、薫り高いビールだった。決して尿検査のために採取したヤバめの色の尿ではない。
街と町
最初に断っておくが、今回は真面目な話はしない。
この春で、私が東京に住んで丸4年になる。4年住んでいても、東京には「街」の部分と「町」の部分があることを知らなかった。今回、下町をぶらぶらと歩いたことで、未知の東京の姿を見ることができて良かった。
東京はだいたいこんな感じ(適当)。次は森かな。
プチ小旅行第一弾「勝鬨橋」
はじめに
皆さんは「勝鬨橋(かちどきばし)」という橋をご存知だろうか。
勝鬨と聞くと を連想するオタクも多いと思うが、勝鬨橋とは1940年の竣工以来、隅田川を渡し、築地と月島の人の行き来を支えてきた橋である。2007年に清洲橋・永代橋と共に国の重要文化財(建造物)に指定された。今回は東京駅から勝鬨橋までのプチ小旅行(3km歩いただけなので本当にプチ小旅行)について、そして勝鬨橋を見て思うことを綴りたい。
勝鬨橋とは
勝鬨橋は単なる古い橋ではない。日本に37しかない可動橋の一つであり、かつては通航する船舶を通すために中央部分が跳開していた。しかし、船舶通航量の減少と高度経済成長の進展に起因する道路交通量の増加により跳開の回数は減少し、ついに1970年、橋の開閉が停止となった。
私は平成生まれであり、橋が開いている姿どころか昭和そのものに触れたことのない人間なのだが、この橋には私にとって未知の「昭和」があるような気がしたこと、この勝鬨橋をテーマにしたこち亀の「勝鬨橋ひらけ!の巻」という話が大好きであることが、私を勝鬨橋に駆り立てた。「勝鬨橋ひらけ!の巻」は71巻、「勝鬨橋、再び開く!!の巻」は181巻にそれぞれ収録されている他、「こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE」にも勝鬨橋が登場する。
散策ルート
東京駅
あえて八重洲ではなく丸の内からスタート。晴れていて花粉がやばい。やばすぎる。
駅前広場含め東京駅復元工事が完了し、とても綺麗な外観になっていた。東京駅は乗り換えや新幹線乗車の際に利用するが駅から出る機会は案外少なく、とても新鮮である。
歌舞伎座
歌舞伎は本当に面白い。私はこの歌舞伎座で何回か歌舞伎を観劇したことがあるのだがとても感激した。観劇だけに。なんでもない。
独特なセリフ回しのため、役者が何を言っているのか分からないという方が多いと思うが、劇場の入り口やロビーで貸出されている同時解説イヤホンガイドを利用すると、誰でも歌舞伎の世界を存分に楽しめる。時代背景、衣装、音楽など隅から隅まで新鮮な発見があること間違いなしだ。中高の音楽の教科書でよく取り上げられている「勧進帳」や「京鹿子娘道成寺」などの作品が親しみやすく面白いと思うので、上演演目にあれば是非是非。
ちなみに今回の散策では歌舞伎座の前を通っただけである。
勝鬨橋
良い橋なんだよなあ・・・
とにかく橋から見える景色が良い。
平日の昼に行ったので、昼休憩のサラリーマンの方々が歩いていた。
横から見ると、確かに真ん中の部分が開きそうだし、開く姿も想像できる。
建設工事の際、可動部の二本の橋脚と築地側の橋を建設し、最後に月島側の橋を建設するという段階的な建設がなされ、船の通航を妨げないようにしたとか。
跳開部分に立ったが、とにかく揺れる。現在はロックされているので開くことはないが、大きいトラックが通るとギシギシ揺れるので隅田川に落ちるかもしれないというスリルを味わうにはいいかもしれない。
橋のすぐ傍にある「かちどき橋の資料館」での一枚。勝鬨橋開閉の際に活躍した発電機や計器類が展示されている。勝鬨橋が動いていた動かぬ証拠である。
築地
旅の最後はマグロ尽くしの海鮮丼。築地はいいぞ。
変わる風景
少しまじめな話をする。東日本大震災から7年が経った。私は被災こそしたものの家族や友人みんな無事で心に深い傷を負うことなく育った。しかし、それでも、住んだことのある土地が瓦礫の山と化したことは私にとって大きな衝撃だった。そして、変わらない風景はこの世に存在しないと痛烈に感じた。
それから、変わりゆく風景をこの目で見ることの重要性を感じるようになった。文字にすると大層なことを言っているようだが、要するに物の見方が変わった。いつか変わってしまうから、どんなことも自分の目に焼き付けておこうと思うようになった。
勝鬨橋はどうだろうか。姿かたちはそのままでも可動橋としての役目は終えた。やはり変わっていく風景なのだろう。だからこそ、勝鬨橋は魅力的なのだ。
ところで今回「かちどき橋の資料館」を見学した際に知ったことなのだが、橋の建設を担当した中心人物は東京市の関東大震災復興担当の役人さんたちだったそうな。変わる風景とは何なのだろうか。