猫背の無職

気が向いたら

プチ小旅行第二弾「下町」

はじめに

ざっくり下町と題してしまったが、実際に下町を逍遥し下町情緒を探訪したのだから、しょうがない。

今回は「葛飾区柴又」「台東区谷中銀座商店街」探訪の記録を綴る。

東京と聞けば、やはり新宿や六本木などにそびえ立つ高層ビルの数々を想起するだろうが、それだけが東京ではない。

 

亀有

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亀有駅南口。予定にはなかったが、なんとなく亀有で降りてしまった。絶妙に都心にはない田舎感がある。写真左には見覚えのあるキャラクターたちが敬礼をしている。

 

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柴又に向かう道中にあった中川。中川に浮かぶ夕陽をめがけて小石を蹴ったら靴まで飛びそう。ずっと荒川水系だと思っていたが利根川水系らしい。よくわからん。江戸川のとんがり帽子の取水塔はそう遠くないうちに行くのでまたの機会に。

 

柴又

柴又と聞いて皆さんは何を思い浮かべるだろうか。もちろん、柴又帝釈天、そして「男はつらいよ」の寅さんだろう。余談だが、こち亀145巻に収録されている「わし達寅さんの巻」も必見である。

また、例のアレが生んだ鬼才、2号兄貴の代表的音MAD作品の一つでもある「柴又」の舞台でもある。京成線の踏切音や参道の飴屋の飴切り音を聴いて感涙に咽び泣いた人間は私の他にいないだろうと確信している。

 

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日曜日に行ったからなのか、人がたくさんいた。古い町並みがとても心地よい。

 

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お昼は天ぷらとお蕎麦。おいちい。肝心の蕎麦を撮っていないという痛恨のミス。

 

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柴又帝釈天。参道のお店の屋根は桟瓦葺きが多かったが、帝釈堂は綺麗な本瓦葺きとなっていた。さすが寺院。

 

谷中銀座

谷中銀座とは日暮里駅から徒歩5分のところにあるレトロな雰囲気を残す商店街である。メンチカツや焼き鳥などが売られていて大変な賑わいであった。

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このさびれつつも活気ある雰囲気がとても良い。筆舌に尽くしがたい、ノスタルジックな何とも言えない気分に浸ることができる。

葛飾柴又とは異なり、より庶民的な風情を愉しめる。

 

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最後は地ビールの谷中ビールをごくごく。まろやかさの中にはっきりとした苦みのある、薫り高いビールだった。決して尿検査のために採取したヤバめの色の尿ではない。

 

街と町

最初に断っておくが、今回は真面目な話はしない。

この春で、私が東京に住んで丸4年になる。4年住んでいても、東京には「街」の部分と「町」の部分があることを知らなかった。今回、下町をぶらぶらと歩いたことで、未知の東京の姿を見ることができて良かった。

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東京はだいたいこんな感じ(適当)。次は森かな。